こんにちは、坂本 翔(さかもと しょう)と申します。

現在は、幼児~中学生まで教育現場で携われせていただていますが、主に幼児教育(3~6歳)を中心に関わっています。

ここではプロフィールとして、幼児教育に対しての考え方、生い立ちなどについて少しお話していきます。

少しばかりお付き合いいただければと思います。

児教育の重要性に気づいたきっかけ

ぼくは、中学生の頃からなんとなく「幼稚園の先生になりたいなぁ」と思っており、職場体験で実際に幼稚園に行って体験活動をするなどしていました。

そのまま、ぼんやりと幼稚園の先生になることを目指して、大学へ。

当時は中高の英語の教師にも興味があったので、幼稚園の免許と中高の英語の免許が両方取れる大学へ進学しました。

大学生活を過ごす中で、たまたまある一冊の本に出会いました。

中室さんの著書である学力の経済学という本です。

この本で紹介されていた「非認知スキル」というスキルを知って、ぼくは幼児教育への考え方がガラッと変わりました。

非認知能力とは、IQや計算能力などではなく、協調性やコミュニケーション能力、主体性など目には見えないスキルのことを指します。

おそらく、非認知スキルをご存知の方もいらっしゃると思いますが、現在、国内外で注目されているスキルの一つでもあります。

ちなみに、非認知スキルは、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・J・ヘックマン教授の「ペリー就学前プロジェクト」で一気に注目されるようになりました。

“GRIT(グリット)”に深く共感

ぼくは、非認知能力のなかの一つとして特に重要視されている「GRIT(グリット)」に深く共感して、幼児教育への関心がさらに高まりました。

※ヘックマンも非認知能力のなかで特にグリットが重要だと主張しています。

「GRIT(グリット)」は、日本では「やり抜く力」と呼ばれています。

簡単にいえば「忍耐力」や「継続力」にあたるものです。

つまり、ある目標を決めたら、失敗や挫折を経験しながらも、諦めずに泥臭く続けていく力を指します。

「GRIT(グリット)」は研究の第一人者であるアンジェラ・ダックワースを中心に主にアメリカで研究が進んでいますが、日本国内ではまだまだ研究が進んでいません。

ちなみに、「GRIT(グリット)」について気になる方は『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』がおすすめです。

ちなみに、この著書のなかで「GRIT(グリット)」は「しなやかな心」と表現されています。

ぼくはこの表現を見たとき、自分の人生(まだまだ短いですが…)で幾度となく、「GRIT(グリット)」に救われてきたことに気づきました。

それから、ぼくは自分の過去の経験や海外(主にアメリカ)の論文を読み漁り、実践と理論を照らし合わせながら個人的に勉強しています。

ここから、ぼくが「GRIT(グリット)」を身につけた生い立ち(環境)、そして、GRITに助けられた経験を少しお伝えしていきます。

※拙い文章でごめんなさい‥。

長~中学3年生の10年間を空手に捧げる

実は、ぼくは幼稚園の年長~中学3年生まで10年間を空手に捧げていました。

でも、実は空手は痛いので好きではありませんでした。(笑)

年長のころに、体験に行って、そのままお父さんに無理やり始めさせて始めました。

その空手道場は、控えめにいってもかなり厳しいところでした。

礼儀作法から勝負強さ上下関係など、ありとあらゆることを学ぶことができました。

また、うちの道場は黒帯をもらうまえに、防具などなにもつけないで師範(先生)と組手をする儀式がありました。

ぼくは小学3年生のとき、はじめて黒帯を取ることができたのですが、その儀式を通じて、目にアザを作ってしまい、次の日学校に行った時に担任の先生に「虐待されているの?」と心配されたことは今でも覚えています。(笑)

空手は好きではありませんでしたが、いっしょに練習して切磋琢磨してきた仲間根性(昭和的な考えですが…)に支えられ、なんとか続けるとともに、オリンピックの強化選出候補にまで最終的には選ばれることができました。

ただ、ここまで来る道のりはかなり険しかったです。

大人と組手をして蹴りを頭にくらって失神したこともあれば、みずおちに強いパンチをくらって息ができなくなるときもありました…。

また、試合に負けると、「なんで負けたんだ!」とお父さんや師範に怒られたり、いわゆるヤキを入れられたり…。

今でいうと「体罰」にあたりますね…。(笑)

ただ、これも今となってはこれは良い経験です。

(ぼくが教える子どもたちにはこんな思いはぜったいにさせたくありませんが‥。)

また、ぼくはこの経験が合ったからこそ、「GRIT(グリット)」が身につき、それによって他のスポーツや勉強でも、その都度経験した失敗や挫折を乗り越えてこれたと感じています。

【ぼく、最初は絶対に失敗します。】
じめて気づいた自分の”周期”

ぼくは、勉強、空手やバスケなどのスポーツにおいて、決まった周期があることを最近になって気づきました。

それは、「最初は失敗する」ということです。

新しいことを始めたり、新しい環境に入ったりすると、ぼくは必ず失敗します。

たとえば、

●空手
→小学2年生まで大会1回戦負け

●バスケ
→高校時代、体育館で練習させてもらえないほど下のチームへ

●大学
→肺気胸を患い、入学早々入院

といった感じです…。

特に空手とバスケをやっているときは、とても恥をかく思いをしたので、つらかったですし、すぐにやめたいと思いました。

でも、空手は親の強制力があり、やめられませんでした。

また、バスケは、空手で鍛えられた根性で、だれよりも練習してレギュラー、そして最終的に選抜に入ることができました。

これらの経験から、

✓ 初めは必ずうまくいかない

✓ 一定期間努力すれば成功できる

✓ 空手時代に養われた”GRIT(グリット)”に救われている

という3つのことに気づきました。

【失敗・挫折から立ち直る力】
“しなやかな心”を子どもに身につけさせたい

長々とぼくの生い立ちを読んでくださってありがとうございます。

GRIT(グリット)は「しなやかな心」のようなものです。

そのため、「GRIT(グリット)」があれば、失敗や挫折をものともしない強い人間になれるというわけではありません。

失敗や挫折をすれば、落ち込みますし、へこみます。

ときにはやめたくなりますし、逃げたくもなります。

でも、「GRIT(グリット)」をしっかりと身に付ければ、落ち込むだけ落ち込んだ後、その反動でグンと上に跳び上がることができるのです。

スポーツも勉強も趣味も関係なく、自分が成し遂げたいことを達成するうえで、必ず子どもも壁にぶち当たります。

そのとき、周りの人に頼ったり、弱音を吐いたりしながらも、諦めないで泥臭く努力し、達成するまでやりきれるかどうか、その土台に「GRIT(グリット)」があると、ぼくは考えています。

そして、先ほどご紹介したペリー就学プロジェクトや近年の非認知能力やグリットに関する研究をみても、「GRIT(グリット)」などの非認知能力は幼少期の環境や経験によって身につきやすいことがほのめかされています。

そのため、今後も実践し、理論と照らし合わせながら、「GRIT(グリット)」の具体的な教育法を見つけていきます。

そのため、もし、「GRIT(グリット)」に関係するようなエピソードなどがあったら、ぜひ共有してくださいね!

今後とも、よろしくお願い致します!

坂本 翔 / SHO SAKAMOTO